北条アンケート結果4

アンケート項目のB.北条小学校跡地の利活用についてのつづき、災害避難場所としての北条小学校についての回答です。


ハザードマップには北条に6カ所の避難所が載っています(そのうち秀峰筑波、筑波交流センター、市民ホールつくばね3カ所は洪水・内水氾濫時は利用できません)がその6カ所でどこに避難をしたいですか?という質問では北条小、東中へ避難したいと思っている人が多いことがわかりました。


昨年の台風19号時には筑波地区には避難勧告が発令されました。その時の避難状況について聞きました。

避難所に避難したという人の割合は6%でした(全国平均の倍)が、北条で避難所として開設された市民研修センターでは夕方5時半ごろに満員になってしまいました。

↓画像はつくば市危機管理情報局twitterより

避難しなかった理由をピックアップすると

「桜川(君島橋)モニターチェック可能」

「北条地区は洪水は大丈夫とおもっていた」

「区長として、だれも避難しないので出来なかった。市民研修センターの広さを考えても」

「避難場所がせまいのがわかっていたので」

「山崩れも川の氾濫もあるとしたら、確実な場所が思い浮かばない」

という意見がありました。



台風19号時に北条小が避難所として開設されていたら避難をしたか?という質問では、26%の人が避難をしたと答えました。

少ないようですが、今回避難所に避難したという6%と比べると増える結果になりました。



北条小が避難所として開設されていても避難しない/しなかった理由としては

「家から遠い。秀峰筑波の方が近いので、行くとしたら秀峰筑波の方にする」

「自宅から遠いし、たとえ行っても使われていないであろう学校では、どんな状態にあるかわからない(掃除などしていなければ汚い)」

「ハザードマップで危険でないから」

「我が家と比較してちょっとわからない。北条大池の近くにある体育館はダメなのでしょうか。広くて丈夫で安心なのですが。現時点では設備不十分のため」

今迄以上の災害が予想される場合は避難するかもしれません。その場合はぜひ北条小を避難場所として頂きたいです」

「歩いては危険。車では混雑」

「交通に問題がある」

といった意見が出されました。


災害避難のアンケートでは高齢者の単身世帯や、高齢者がいるために避難できないといった災害弱者がいることもわかりました。

地域としてそのような世帯に対して何が出来るのか、どうやって把握するのかが課題になると感じました。


みんなの登校日

つくば市筑波地区にある廃校を 地域住民が主体となって活用していく まちづくりプロジェクト「みんなの登校日」です。 みんなの登校日を運営する 北条街づくり振興会青年部会の まちづくりと廃校活用の事業をおしらせいたします。